中学生の反抗期の悩…

 

 

中学生反抗期対策

 

わたしのブログ、検索キーワードで、長年多い単語がコレ!

「反抗期」「中学生」 はい、そうなのです。

小さい子どもへの対応は、いくらでも子育て本が出ていますが、

中学生の反抗期対策の本は、かなり少ないです。

 

では、今日は わが子が、「うるせ~、クソババア!!」と言った時の対応です。

幼児のママは、引きますよね・・・・ こんな話題。。。

コワイ物見たさで、ついてきてくださいよ。 さあさあ、奥へどうぞ。

「クソババアは、ないよね~~~」 とテキト~に言い返しておきます。

全部を受け止めなくてもいいです!

 

「親に向かって、そんなことを言うものではありません。

いったい、何だと思っているのですか・・・・・(長々)」

確かに、正論です。 でもね、親に反抗することで、子どもは、大人になっていくのです。

 

親を乗り越えるというか・・・ 踏み倒すというか・・・

悲しいことですが、反抗した後で、ひとまわり大きい大人になります。

そして、やがては そこらに、放っておいても 大丈夫なたくましい大人になります。

 

親ほど、割りがあわない仕事はありません。 自分も来た道でしょうか。

子どもは、得意分野で、親を責めます 。

 

私は、子育て電話相談をしている時、そのお子さんの特徴を読み取ります。

ママの「子どもは、こんな時に、こんな言い方をします・・・」という所から、

言語のチカラは、何歳か読み取ります。

 

おおむね、言語能力が高い子供は、不満があると口でネチネチ責めてきます。

一方、行動派のお子さんは、不満があるとモノを投げたり、

下の子を叩いたり蹴ったりしやすいです。

子供は、不満を伝えたり、ケンカをする時は、自分の得意分野で 責めてきます。

 

わが子は、自分の物ではありません 子どもって、「授かりもの」っていいますよね。

ということは、お預かりしているわけです。預かったら、

その子どもが「自立できるよう」に、 また「社会で役立つように」育てさせてもらえます。

 

そして、子どもを育てている間に、親は自分の器を大きくさせてもらえます。

間違った枠組み、思考回路を修正するチャンスをもらえます。

そうして、育てた子どもを、「社会」にお返しします。 それが「自立」です。

 

 

 

子どもがウソをつくとき

 

子どもが、ウソを言うときの対応です。

やるっていったのにやらないとか・・・

デキルって言ったのに、できないとか・・・

宿題があるのにないと言ったり・・・

 

子どもを育てていると、そんなことは日常茶飯事です。

だから、ウソはダメと怒るのではなく、

子どもがウソをついていない普通の状態の時に、

しっかりと味方になって話を聞いてあげてくださいね。

 

雰囲気で言うと、横並びの感覚です。 子どもは心が安定するとウソは言わなくなりますよ。

そして、そもそもウソって、自分を守るためについています。

 

ばれたらヤバイと思うとついちゃうんですね。

子どもは、「正しさ」よりも「ココロ貯金」を貯めた方が、

ずっと早く心が安定した状態になりますよ。 「正しさ」は時として、人を傷つけます。

 

 

 

子育ては「わかる」と「できる」が違う

 

よくね、「子どもは褒めて育てましょう」と言います。

それは、ごもっともなことです。

 

ですが、子どもは家の中の方が外にいるときよりも

悪態をついてくれますので、家庭にいるお母さんは

子どもを褒めようと思っても案外難しいです。

 

さらに、子どもとお母さんは心理的にも物理的にも大変近いので、

「自分のお子さんのいいところがなかなかわからない」という方がいらっしゃいます。

 

これはお母さんが悪いわけではなくって、子どもって家の中の姿と外の姿がちがうんです。

子どもは、よく家で悪い姿を出します。グズグズ、ダラダラとか、

親に文句を言ったり、だらしない、なさけない姿をだしていますが、

学校では、まあまあしっかりやれているということが多いです。

 

なので、お母さんが子どもをほめましょう、と言われても

子どもがグズグズ、ダラダラしているところばかり見ているのがお母さんですから

それをほめましょう、と言ってもなかなかできない、難しいですよね・・・

ハードルが高くなります。

 

そして、「わかっちゃいるけど、できない」っていうのも子育てですよね。

お母さんと子どもは、心理的な距離が近いので「わが子には、こうあってほしい」

という願いであったり、もっとこの先こうやらないと、この先困るよね、

という想いがありついついガミガミと感情的に言ったり、

クドクドと同じことを言ったり、ネチネチと嫌味を言ったり、しやすいのです。

 

どうしても子どもへの期待や心配がつのってしまい、ガミガミと小言が多くなります。

つまり、「子どもをほめる」は王道ですが、

それを毎日毎日お母さんが家庭の中で実行することは難しいわけですね。

 

さらに、小学校高学年から第二次反抗期に差し掛かると、

子どもが反抗的になるので、褒めるどころではなくなります。

 

ただ、、、自分ひとりの力は弱いもの。

つい慣れた言い方、慣れたやり方をしてしまうのが子育てです。

もしも、本気でお子さんの育て直しをしたいと思われる方は私と一緒に取り組みませんか?

 

東ちひろが伴走させていただきます!

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中・高校生なのに甘…

 

中・高校生の甘えは取り戻し行動

 

中学生・高校生も親に甘えてくることがあります。

え~、気持ち悪いって思わなくても大丈夫です。

 

ただ、この頃の甘えは、赤ちゃん返りと言うよりは「取り戻し行動」って感じ。

今まで、やって欲しかったことをさりげなく表現してきます。

 

そんな時は、どうぞ甘えさせてあげてください。

条件は、あなたがイヤでない範囲で。

 

どうしてもイヤというときには

「照れるな~」とそのままの気持ちを表現しましょう。

 

少なくとも子どもが嫌いで嫌がっているのではない、と子どもに伝わります。

子育ては、「ココロ」を変えるよりも「コトバ」を変えましょう。

 

 家に帰った時でも

「おつかれさん!」 「カバン重くない?」

「今日は、寒かったんじゃない?」

なんてちょっと大げさに声をかけてみましょう。

 

人は、自分の状況をわかってもらえると強くなります。

「いや~、カバン重くはないよ」 とかえって言うかもしれません。

 

家に帰ったら、携帯の充電をするように

しっかりと愛情を感じる言葉がけをしていきましょう。

足をさすってあげるのもOKです。

イチローのお父さんも、毎日イチローの足をさすってあげたそうです。

子育ては、『北風と太陽』の話と似ています。

北風を当てるよりも 暖かいぬくもりを当てた方が、早くコートを脱ぐのでしたね。

 

 

 

環境を整えて、イライラ激減!

 

 子育てはイライラすることが多いもの。

イライラしてしまう時は 「何を変えたら、イライラしないのだろうか」 と考えます。

子どもを変えるのではなく、 ママができることをマイナーチェンジさせた方が早い!

 

「片付けをしない」としたら、

→子どもと一緒に片付けをしてみる

 

「嫌いなおかずを食べない」としたら、  

→子どもが食べられる量に調節する

 

「何歳だからできるはず・・・」

「今のうちにできてほしい・・・」

そんな気持ちがママのガミガミの火元かもしれません。

 

【夕方のイライラ撃退法】

夕方は、子どもが機嫌が悪くなったりママは夕食の準備や

習い事の送り迎えがあったりして、 子育てママにはツライ時間帯です。

 

朝の2時間に加えて夕方の2時間は、どこの家庭でもバタバタすることでしょう。

子どもの機嫌が悪いのは、

「空腹」 「疲れ」 「眠い」 「甘えたい」

のどれかが多いと思います。

 

子どもがふたり以上の場合には、さらにそれぞれの子どもが

それぞれの理由で機嫌が悪くなりがちです。

 

私も幼い2人の子育てをしている時に、 上の子どもは疲れて眠い、

下の子どもは外遊びをしたいなど、 ママの努力では

コントロールできないことがあることを知りました。

 

では、ママがコントロールできることは何でしょうか。

それは 「夕方に家事が集中しないようにする。」 ということです。

 

私の周囲で、夕方ラクそうに見えるママは、それぞれ時間の使い方に工夫がみられました。

・洗濯物は時間に関係なく、乾いたらすぐに取り込む。

「夕食づくり」+「洗濯物の片づけ」+「機嫌の悪い子どもの世話」

では、誰だってイライラします。

 

洗濯物だけでも早めに片づけてしまいましょう。

・昼食の片づけの後に、合わせて夕飯の下準備をする。

炊飯器のスイッチをセットするだけでも心が軽くなります。

 

要は「どこの時間帯」で作業をするかです。

夕方の「心の余裕」のためには、子どもが満腹の時にこそ、

時間限定で先どりで準備をしてはどうでしょうか。

 

 

 

子育ては、必ずよい方向に向かいます

 

私は、毎日たくさんの子育て電話相談を受けています。

親子関係がこじれたケース、子どもが問題行動をとるために手を焼くケース

長時間の不登校になっているケースなど、

思春期以降の子育て相談は、難しい問題を抱えています。

 

「そんなに毎日、人の相談を聞いていると疲れませんか」

と聞かれることもありますが、私はどの相談にも困ることも

疲れることもなく対応しています。

 

私がやっていることは

①ただひたすらココロ貯金の具体的な対応を伝えること

②怒らずにすむ仕組みを伝えること

③現状維持で子どもの変化が少ないときこそ、お母さんも気づいていない

子どものよい変化を伝えること

④お母さん自身の自己肯定感が高まるように、全面的に応援すること

 

以上のたった四つのことだけですが、それで事態はどんどん好転していきます。

子育ては、その方向性が間違っていなければ、時間の差はあれ、必ずよい方向に向かいます!

 

だから、私がチェックしているのは、お母さんがやっている子育ての方向性の確認だけです。

私は子どもが二人です。ですので、私の子育て電話相談を受けてくださったお母さんの成功事例が

私の子育て相談の方法と、私が体系化した「子育て心理学」の裏づけになっています。

 

お母さんは、子育てにかかわる時間が長いだけに、いったん子育てに行き詰まると

生きることそのものに行き詰まりを感じます。

 

子どもを産んで育てることが、女性の負担になるのではなく

子どもを産んでよかった!育てて面白かった!と心から思える女性を

一人でも多くしたいと思います。

 

そう思えるお母さんが増えていけば、必ず自己肯定感が高い子どもが

増えていくと確信しています。

 

その子どももやがては親となり、すてきな子育てをすることでしょう。

また、そんな子どもがたくさん社会に巣立っていけば

必ずや、人にやさしい思いやりがある社会になることと思います。

 

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【思春期は何である…

 

思春期は、親を〇〇〇〇時なんです 

 

小学校高学年~高校3年生までの、ながーーい期間が思春期です。

まあ、長いです。その期間はおよそ8年間。ゾゾ~とします。

どもが小さい時であれば、まだ親のチカラで子どもを押さえ込むことができます。

 

まあ、望ましくない方法ですがね。

それが、思春期に入ると「親が上」「子どもが下」とかいう考えが通用しなくなります。

(そもそも親が上でも子どもが下でもありません)

 

つまり、「思春期は今までの子育ての結果が出る時」なんです。

今までココロ貯金を貯める子育てをしていれば、

たとえ思春期だと言っても、さほど子どもは荒れません。

 

でも、今までのココロ貯金が少ないと、

「もう待てません!」「適切な関わりをしてくれ~」と訴えてくるのです。

 

本来であれば、思春期までに子どもの能力を高める子育て法を取り入れることはマストです。

はいえ、それができないこともありますよね。

だから、子どもは戸籍上の親になったあなたを

ココロ貯金を貯められる本当の親になれるまで待ってくれています。

 

結構子どもの方が寛容です。 無条件の愛情を親にくれています。 ただ、それには期限があります。

その期限は人によって違いますが、生まれてからおよそ10年間です。

そこまでは、子どもは親が成長するのを待ってくれています。

でも、10年間がタイムリミット。

 

「そろそろ期限が切れそうです」 「もう、期限が切れたよ」

ということをお知らせするために、子どもは荒れてくれます。

 

思春期は今までの子育ての答えが出るときです

 

親にとって、ちょっと耳が痛いお話をします。

この時期の子どもは、自分も親も客観的に見ることができるようになります。

 

そのため、今まで親のチカラを発動した子育てをしていた場合は、

その反撃を受けることになるんです。

つまり、子どもからの「親の見直し」を受けるようになります。

 

何回言っても子どもが変わらないときに

「お前みたいなやつは、どうせダメに決まっている!」と言ったとしましょう。

親としては、困った末の腹いせまじり、皮肉まじりの発言、もしくは

ここまで言えば、気づいてくれるだろうと思って言っているかもしれません。

 

ですが、たとえわが子でも、何を言っても許されるわけではありません。

もしも、同じようなことを職場や近所の人に言ったら、大きなトラブルに発展します。

それと同じです。

 

もちろん、そこまで言うのには親も理由があってのことですが、

そこまで言わずに子どもへ望ましい方向づけをしたいものです。

 

プレ思春期を含めた思春期の子どもは、とにかく大変なのです。

体は少しずつ、大きくなりますが、中身はまだまだお子様状態ですから

軽自動車の車体に大きなエンジンをのせているようなものです。

 

子ども自身もハンドルさばきに難しさを感じていて

あちこちぶつけたり、時には暴走したり、エンストもします・・・

 

つまり、不機嫌な態度や文句・暴言が続出します。

下の子に八つ当たりし、親に

「ババァ」「ジジィ」「死ね」「うざい」「来るな」

と言ったりすることもあります。

 

今までは親の言う通りに勉強やお手伝いをしていた子どもが

一気に何もしなくなったり、親の言うことを聞かなくなったと感じることもあるでしょう。

 

親の気持ちとしては、「いま、我が子が思春期だということはわかった。しかし

思春期であれば何度も許されるのか?親に向かって、何を言ってもいいのか!?」

と腹立だしい気持ちになります。

 

私はこの時期の子どもを「ああ言えば、こう言う星人」と呼んでいます。

親へ文句が増えるといっても、その言い方はまだまだ半人前です。

どう考えても理屈が通らないことを平気で言うのです。

 

本当は自分が悪いのに、親が悪いと言ったり、約束をしていたことも

そんなことをしていないと言ってみたり、どんどんへりくつ名人になります。

 

ここからでも、親ができることは 結構シンプルです。

過去にやれなかった「ココロ貯金」を 諦めずにやっていきます。

つらいことですが、ダメだしだけでは 子どもは反抗するだけに終わります。

 

 

 

子育てに以心伝心はありません

 

あなたは、自分のお子さんに 愛情が伝わっていると感じているでしょうか。

「愛情」って、実は実態がはっきりとしないのです。

よく「愛情不足」なんていいますが、 どの状態が愛情不足なのかは、とてもわかりにくいものです。

多くのママは、 わが子を本当に大切にしたいと考えています。

 

でもね、ママからガミガミと言われると 子どもには、うまくその愛情が伝わっていきません。

心の中では、愛情をもっていたとしても 口から出る言葉が

「バカじゃないの~アンタ!」

「何回言ったらわかるの・・・」(クドクド)

「いい加減にしなさ~い!!」(ガミガミ)

 

では、やっぱり愛情は伝わりにくいのです。

子どもにしたら、 「ママは自分のことを嫌いなのかも?」不安 と勘違いすることさえあります。

ここは、「言葉」と「行動」で きちんと愛情を伝えましょう。

大切なことは、あなたのココロを変えるのではなく 、あなたが何を言葉で伝えるのかです。

子どもがおやんちゃを言っていない時がねらい目ですよ。

 

「あなたのことが大好き!」

「あなたは、ママの宝物よ」

「ママは、あなたの味方よ」

 

この言葉をそのまま子どもに言って、ママの気持ちを子どもに伝えます。

子育てに、以心伝心はないのです。 愛情は、ことばで伝える!

 苦手と感じるものを取り組まず 「これならできそう」にトライしてください。 応援しています!

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子どもは厳しくしな…

 

子どもは厳しくしないとダメになる神話

 

 「子どもは、厳しく育てないとダメになる」なんてことはありません。

ママの愛情が十分伝わって、ココロ貯金がザクザク貯まると、

自然に、勝手に子どもはよくなります。

 

むしろよくならない方が難しいです。

じつは、子どもを厳しく育てたいという方にはこんな特徴があります。

【1】自分が幼い頃に親に厳しく育てられたという人

⇒「子どもを厳しく育てる必要はない」と言われると、

自分の育てられ方、自分の生い立ち、自分の生き方、

自分の親すべてを否定された気になるので嫌がる。

 

【2】体育会系出身で、厳しい訓練に耐えたからこそ、今があると思う人

⇒「厳しさを否定」されると、自分の「今」を否定された気がするで嫌がる。

 

【3】そもそも、自分が親に甘える経験が少なかったので、わが子が甘えてくると腹が立つ人

⇒コレ、すごくあるんです。 幼い頃の自分が「私はまだ満たされていない」と思うので、

無意識レベルで甘える子どもを許せなくなります。

 

じゃあ、夫が子どもに厳しくしないと、自分の存在そのものを否定された気がして

非常に嫌がるタイプの場合はどうしたらいいのでしょうか?

離婚する方がいいのでしょうか? 残念ながら、いくら妻でも夫は簡単に変えられません。

 

夫も自分の存在を否定なんてことになると、相当嫌がりますしね。

しかしながら、自分はともかくとしても、わが子が恫喝されるのを見ていられなくなります。

 

そんな時には、まずは一番コントロールしやすい自分の行動、

ココロ貯金だけはセッセと貯めていきます。 それで子どもがよくなったら、夫も何も言いません。

 

そうして、間接的によりよい方法を夫に見せていくのです。

まあ、そんな夫さんは、子どもがよくなると「俺のおかげ」と言いますけどね。

 

 

 

 

指示命令が多いと、子どもの自主性が育ちません

 

子どもに「~しなさい」と指示命令が多くなると、

子どもは「指示がある」⇒だから「行動する」というパターンに陥ります。

 

ということは、指示・命令がないときは、ちっとも行動しなくなってしまいます。

そんな時は、「どうしたらいいと思う?」って聞いてあげてくださいね。

「なんで?」を「何?」を使った言い方に変えるのも効果的ですよ。

 

「なんであなたはできないの」と、「なんで」と言われると

子どもは単にお母さんに責められたと感じてしまい、

とっさに言いわけを考えたり、反発をしようとします。

 

指示・命令を「〇〇できる?」に変えるのもおすすめです。

「洋服を片付けなさい」を「洋服片付けられる?」に変えるだけで

案外「できません」とは言いにくく、子どもは自然と望ましい行動をとるようになります。

 

でもね、ほとんどの子どもは「どうしたらいいと思う?」と

言われたら・・・・・ 「わからない」と言います。

 

それは、自分の頭で考える習慣が少ないのかもしれません。

子どもは、一気に自分の考えを言えるようにはなりませんが、

少しずつ子育てに取り入れてみてくださいね。

 

2~3か月でだんだん言えるようになります。

子育ての最終ゴールは、子どもの自立です。

 

 

 

「甘えさせる」と「甘やかす」は、違うんです

 

「甘えさせる」は、「プラスのかかわり」です。

話をよく聞いて、たくさん触れて、認めて・・・がプラスのかかわりです。

 

これは、子どもが欲しがるだけ与えていいのですよ。

これが欠乏すると、心が順調に育ちません。 でも、昔の親はもっと厳しかった・・・

昔は○○でよく叩かれた・・・ 納屋に入れられた・・・ って聞いたことがありませんか?

 

私の考えなのですが、昔は兄弟が多かったです。

あなたの親御さんの兄弟は何人ですか? 私のまわりでは、4人が多く、父方は7人です。

 

それだけ子どもが多ければ、親が厳しく子育てしても、

ひとり当たりの「怒られ率」が少ないはず。

何かやんちゃをしても、他の兄弟が先に怒られて、見逃されることもあったはず。

 

お母さんに怒られても、他の兄弟が声をかけてくれて、

気分転換になったことも考えられたかもしれません。

 

よほど、ひどく人格を不定をするような子育てをしなければ

「ココロ貯金」のもれも少なかったと思います。

それを祖父母世代は、あまり気づいておりません。

 

そのパワフル子育てをひとりかふたりの子どもにやってしまうと・・・

かなりの確率で、子どもが怒られすぎになってしまいます。

たしかに厳しいだけの教育もあります。

 

でも、その裏には愛情を感じる場面がきっとあります。

厳しいだけで、豊かな心がある子どもになっているのを

私は未だかつて見たことがありませんよ。

 

言葉と言動でお母さんの愛情を伝えていかないと

「ココロ貯金」が目減りしていくばかりです。

 

思春期であっても、幼い子どもと同じように、

自分をほめて認めてほしいと思う気持ちになんら変わりはありません。

抱っこやおんぶはできませんが、まだまだできることはたくさんあります!

 

思春期・反抗期は、子どもが少々生意気な時期ですが、心を離さずに

プラスのふれあいをたくさんしてあげてくださいね。

今からでも遅すぎることはありません。

 

むしろ、気が付いた、今からでも「ココロ貯金」を貯める子育てに取り組んでほしいです。

子育ては、やるできことが間違っていなければ、必ずよい方向に向かいます!

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生意気な思春期・反…

 

思春期・反抗期には、ただ「言葉にして投げるだけ」

 

子どもが思春期に差しかかると、親に生意気なことを言うようになります。

ただね、反抗も少々練習中ってところで、親にしたら「ツッコミどころ満載」です。

よく聞いていると、どう考えても子どもがおかしいってことのオンパレードです。

 

そんな時期ですが、親に認めてほしい気持ちは人一倍ですからややこしい、、、

だから、「目に見えたこと」「ちょっとした変化」「ねぎらい」

を言葉にして伝えてあげてくださいね。

 

「ごはん、終わったね」

「お風呂出た?」

「今日は寒かったね」

「荷物重そうだね」

「なんだかお疲れモードね」

「ゆうべは、よく寝た?」

 

こんな一見当たり前のような言葉ですが、子どもを見ていないと言えません。

おもいっきりほめなくても大丈夫です。

ひょっとしたら、反抗期女子も男子も、平気で「見るな」「来るな」と言うかもしれません。

 

でも、その言葉の背後にある感情は「自分の存在を認めて欲しい」です。

だから、親は「目に見えたこと」「ちょっとした変化」「ねぎらい」を言葉にして投げておきましょう。

 

反応が返ってこなくても、ちゃんと子どもは聞いています。

反応がないからと言って、無視をするとかえって関係が悪化しますよ。

このあたり、「お年頃」の子どもは難しいです。

 

 

家族と子育て意見が対立、どうする?

 

自分としては【子どもを怒らずに育てたい!】と思っていたとしても、

1夫が 2祖父母が 「そんなことでいいと思っているの!!!」

「だからアンタはダメなのよ」 「今のうちにしっかりとしなさい!」

って子どもに言うことは、よ~~~くあります。

 

ママが、子どもの様子をみているあいだに すかさず! 速攻で!

ダメだしする家族がいる時、どうしますか?

その人には、その人なりの考え方があります。

 

今までの人生、ずっとそれでやってきているわけですから

それを全面否定してもバトルになります。

そして、残念ながら、自分以外の人(夫・祖父母)の思考回路まで

こちらがコントロールはできません。 そこを頭の片隅において・・・

 

子どもが何も悪いことをしていない時 、子どもがそばで聞いていない時に

「ウチの息子だけどね、パパ(おばあちゃん)が言うことは確かなことだとは思うのよ」

「間違いはないと思うのだけれどね、【→相手をフォロー】

大きな声で言われたり、否定語をつかって 「ダメ」「バカ」と言われると

【→具体的に伝える】 言われたことに腹が立つみたいなのよ」

「最近私は、子どもの様子をよく見てから、【→私メッセージ】

大きな声を出さずに、【→具体的】 子どもがわかるような言葉で話をしているんだよね~」

「そうしたら、ちょっと子どもの反応がいいのよ!」【→成果】

「素直になる感じがするわ~」 って事前に伝えておきます。

 

【注意①】

「あなたもこうしなさい」という「上から目線」は禁止です!

 

【注意②】

「だから、お前は甘いんだ」と否定されたら、それに食いつかずに

「そうかしらね~」 「そうかもしれないけれどね~」 とかわしていきます。

 

もちろん、いくら事前に言っても大人も瞬時の判断は変わりません。

でも、夫が祖父母が爆発した時に、いくらママが言っても聞き入れてもらうことはできません。

(子どももカッとなった時には聞いていません!)

 

まずは、じわじわと「私は」を主語にして伝えていきましょう。

子どもにとったらみんな大切な家族です。

今後も関係はつながるので、あきらめてはいけません。

あきらめても、何も改善されません。

 

ちなみに、これは「エンロール」といって自分がうまくいっている様子を

他の人に見せて巻き込んでいく方法です。

私たちは、成功している人の方法にはみんな興味・関心があります。

 

ちょっと気になるわけです。 すぐに怒り出すタイプの人は頭から、

指示・命令されるとすごく嫌なので成功している人の方法として

巻き込んでいくのです。 すぐにカッとなる人は、ある意味、そんなタイプの人です。

(コーチングでいう、コントローラーさん)

 

だから、その人を変えようと思わずに自分ができることをただただやっていきましょう!

家族って、おもしろいもので巻き込まれていきますよ。じわじわと。

 

 

 

子育ては、親の器を広げる作業です

 

子どもを育てるときに、心が不安になったり、怒りでいっぱいになったり

心が折れそうになることはありませんか?

親の思う通りに子どもを育てたいと思っていないつもりでも

ふと気がつくと、親の器の中で子どもを育てようとしてしまいます・・・

 

そして、子どもは親の器が小さいからといって、

自らを親の器の大きさに合わせてはくれません。

 

そのため、親が自分の器を大きくしない限り

子どもはいつまでたっても、親の器の中には入ってこないのです。

 

お産と同じで、親の器を大きくするときには心の痛みを伴います。

その痛みとは、子育てに悩み、それを克服することです。

 

お母さんの話の聞き方、気持ちの伝え方、愛情の伝え方などが

うまくできるようになれば、自然と子どもの心が安定しますよ。

 

子どもは自分の心が安定すれば、自然と意欲的な行動ができるようになります!

少々のことでは心の軸がぶれないので、本当の意味で親が安心して

子どもの成長を見守ることができるのです。

 

子育ては、これからも続きます。

子どものことがいつも気がかりで仕方がない状態では、

親は安心した老後を送ることはできません。

きょうだいの仲が悪いのも、子育てのやり残しを感じることでしょう。

 

親としては、子どもにはいろいろとできるようになってほしいと願うことでしょうが

それだけを求めた子育ては、親子の関係をどんどん悪化させます。

 

子どもが成人したあとでも、本当に困ったときに

親に相談をもちかける関係性が保たれれば、

おおむね子育ても卒業といったところではないでしょうか。

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【子どもにすぐ怒っ…

 

 

お母さん自身のココロ貯金を貯める

 

子どものやる気を引き出すためには、子どもをほめたり認めたりして

ココロ貯金を貯めることが最優先です。

このことがわかると多くのお母さんは、ご自身のココロ貯金の残高は

いかがなものなのかと考え始めると思います。

 

「私は両親からほめられたことがない、

ガミガミ・クドクドと言われ続けてきたから、

自分に自信がもてない。すぐに子どもを怒ってしまいます・・・」

と自分自身がされた子育てを振り返ることでしょう。

 

また、子育てはわが子を育てると同時に、自分の欠点・短所と向き合う作業ですから

つまるところ「子どもではなく私の課題だ」と確信にふれた気づきが生まれます。

 

子どもは未完成な存在で、日々失敗や間違いをしながら成長していきます。

子どもを産むまでは、自分の努力しだいで決まる成功経験を積んできたお母さんも

失敗や間違いが多い子どもと過ごす時間が長くなると、

しだいに自分自身も自信がもちにくい精神状態になりやすくなるんです。

 

さらに、多くのお母さんは、子どもを一人か二人しか育てておらず

男女の違いも含めると、慣れたという実感がもてないまま子育てをしていると言えます。

 

そのため、いつまでたっても子育てに自信がもてないと感じてしまいます。

逆に、現在進行形の子育てについて「私の子育ては大成功だ!」

と思う方がいたとしても、それはそれで疑問が残ります。

 

子育ては、短時間で結果や成果がわかるものではないからです。

結果が見えないことに、毎日膨大なエネルギーを費やすのが子育てです。

 

そのため、子育て中のお母さんは、一般的に自己肯定感が低くなりやすいと思われます。

お母さんのココロ貯金がいっぱいになれば、自然と子どもに愛情を伝えやすくなるので

ますはお母さんの自己肯定感を高めてくださいね。

 

子どものココロ貯金は、ほめて認めることで貯まります。

一方、大人は人からほめられることが少なく、子育てをやって当たり前と思われます。

では、どうやったらお母さんの自己肯定感が高まるのでしょうか?

 

この世の中に欠点・短所がない人は一人もいません。

どれほど偉いと思われる人にも必ず欠点・短所があります。

そのため、「欠点・短所がなくなったら、自分は百点満点になるのに・・・」

と思っていたら、一生百点満点にはならないのです。

 

だからね、どうか欠点・短所があるそのままの自分に百点満点をあげてください!

「自分を変えられない」と思う発想は、いまの自分を否定していることがら始まります。

まずはここで一度、「いまのままの自分でOK」「欠点・短所があって当たり前」

と思えると、自己肯定感が高まり、やる気と自信がわいてきます。

 

そうやって自分の心を安定させながら、

子どもにどんどんココロ貯金を貯めてあげてくださいね。

そのほうが無理なく、自然と子どものココロ貯金が貯められます。

 

ちょっと図々しい発想のようですが、

その思考回路は、子どもの欠点・短所を見るときにも通じます。

 

大人同士の付き合いであれば、怒らずに理性的に対応できても

子どもは、お母さんの理性をはぎ取る勢いで反抗しますから、

お母さん自身の心が不安定な場合は、心の軸は二倍、三倍の力で

揺さぶられることになるんです。

 

子育ては、自分育てと言いますが、子どもがその重要さを身をもって教えてくれるわけです。

欠点・短所があっても自分を認め、子どもだけでなく、すべての人の

やる気と自信を引き出す方法、そのすべてを子どもが身に付けさせてくれます。

 

そうやって、試行錯誤で子育てをしているあいだに、人間としての器も大きくなっていくのです。

 

 

 

「ちょうどいい子ども」は、いないのでしょうか

 

私が先生時代、一日10人ほど保護者向けに個人懇談をした時に思ったこと。

「先生、ウチの子は、元気が余りすぎて困ります・・・・・」

「先生、ウチの子は、おとなしすぎて困ります・・・・・」 

子どもって、「中」がない扇風機みたいです。

「強」にすると、あたり一面紙類が飛び散って困ります。

 

「弱」にすると、風が届かず頼りない。 90%の子どもが、「強」か「弱」になるみたい。

残り10%って、激戦区よね。 子どものココロに「中」はないのです。

 

クライアントさんとお話ししながら明確になったことです。

子どもの心が扇風機だとしたら・・・・

「強」のお子さんは、エネルギッシュです 。

 

自分の意見もバンバン言うし、反抗もバッチリできる。

自分の要求もハンパなくしてくれるので、親は目がまわります。

わかりやすく言うと・・・ 親が子どもに振り回される型です。

 

このタイプは、イヤなことがイヤと言えてしまうので、

集団ではよいのですが家庭の中では、ふりまわされるんです。

扇風機も「強」だと、近くの紙も吹っ飛んで~辺り一面、大騒ぎなんて感じ。

でも、扇風機の機能としては涼しい。

 

かたや、「弱」タイプのお子さん、紙も飛びませんし、周囲は落ち着きます。

安心してつけておけれるけれど・・・やっぱり風が弱いので物足りません。

親は、もっと自分の言いたいことを言ってほしい、

イヤはイヤと言える子になってほしいと心配します。

 

はい! このコドモ扇風機は 「強」と「弱」の2パターンしかないようです。

ちょうどいい加減の「中」があればいいのですが、どちらかのようですよ。

微妙な目盛りがほしいくらいですが、そこがないんだよね。

扇風機にも「涼しいね~」と「ココロ貯金」を貯めていくと

「中」ができるだろうか・・・不明です(汗)

 

 

 

子どもはネコに似ています

 

 子どもは、ネコちゃんに似ています。 ネコは、暖かいところが大好きです。

本能的に暖かい場所を探して、そこに居座ります。

子どもはね、自分の心をあたためてくれる人のところに居座ります。

 

自分の心をあたためてくれるというのは、

自分の話を否定しないで聴いてくれたり、体に触れてくれたりすることです。

それは何をしても許してくれる人が好きなのではありません。

ユルいだけではダメなんです。 きちんと自分の存在を承認してくれる人が好きなんです。

結構本質をついています。

 

「子どもを変えたい」「子どもに変わってほしい」

というお母さんのお気持ちも分かりますが

そこはグっとこらえて「今できる一番いいと思うこと」をやります。

 

そうすると、子どもは必ずいい方向に変わっていきます。

親の手立てが変われば、必然的に子どもは変化します。

むしろ、変化しない方が難しいのです。 子育ての基本はとってもシンプルです。

 

 

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【思春期あるある】…

 
 
自分の事を棚に上げる天才が思春期

 

この頃の子どもは、 自分のことを棚に上げるのがうまい!

自分のことは、棚に上げながら 親や先生は指摘する天才?なのです。

しかも、 まだまだ論理的に「つっこみどころ満載」のことしか言えず

あ~言えば、こ~言う星人宇宙人になります。

どうぞ、 なが~い目と ひろ~い心をお持ちください。

この時期は、親を踏み倒す 乗り越える過程ですから、親をバカにした言い方が多発します。

それに加えて、 「どう考えてもあんた間違っているよ」 ってことを平気で言ったり、

親の神経をかき乱す行為に走ります。

 

・法律を犯すこと

・他人に大きな迷惑をかけないこと

・本人に大きな損失があること

・キケンなこと

 

これ以外であれば、片目をつぶりましょう。 時には、両目も。

いちいち、とがめたり、厳しく怒らなくてもいいのです。

子どもの挑発にのりません! でもね そのまま、何をやってもいいわけ?

そんな声がどこからか聞こえてきます。

 

そんな時の必殺ワザは、 「お母さんは、〇〇してほしいんだけどな。」

とお母さんを主語にして、あなたの気持ちを伝えます。

たとえば 靴下を脱いだままにしているとしましょう。

 

そんな時に 「いつも言っているでしょ」 「いい加減にしなさい!」

ではなく、 「お母さんは、靴下を、カゴに入れておいてほしいんだけどな~」

とあなたが思った、その気持ちをそのまま伝えてみます。

 

毎日毎日、お子さんの様子が同じであっても 淡々と 伝えていきます。

そんな、なまぬるい! とお感じの方もあるかもしれませんが

他のやり方がありますでしょうか。

 

この時期、 大きなカミナリ作戦は、ちょっと休憩です。 あえて、大人に言う言い方をしてみます。

これは、甘やかすことでも ご機嫌をとることでもありません。

大人になっていない子どもに あえて、大人として扱っていくのです。

その方が、早くこの時期を脱出できます。

 

関係をこじらせずに終わらせます。 こじらせると、思春期が長引きます。

そして、 かならず、この時期は終わります! 

 

 

 

激しい反抗がない場合

 

反抗期の子どもたちのなかには、激しい反抗がない子どもたちもいます。

激しい反抗がないパターンには、二つの場合があります。

 

一つ目は、親が子どもの反抗にうまく付き合い、威圧的な言い方をしないので

子どもが激しい反抗をしなくてもすむという場合です。

適切な子育てによって、子どもの本来の成長が伸ばされているので、

心配することはありませんよ。

 

二つ目は、親が威圧的な態度で子育てをしたり、子育てそのものを放棄したりしている場合です。

その場合、親への反抗は強まります。しかし、その反抗を表現することで

親から見捨てられたり、心が傷ついたりする可能性が高いと感じた場合は

反抗をあえて表現しようとしなくなります。

自分の心を守ろうとするのです。

 

そして、その反抗を自分の身近にあるインターネットや携帯電話を使った犯罪や

親が見ていないところで弱い者いじめをすることで表現します。

 

屈折した反社会的な行動や非社会的な行動に出ることで

心のバランスをとろうとするのです。

 

高圧的な子育てをしている多くの親は、

「正しいことを言って何が悪い!」

「いまのうちにわからせておかないと、あとが大変」

と感じて、思い切り強く叱責をします。

アクセル全開の状態なので、子どもの心のダメージはとても大きくなります・・・

 

親は子どもに「ダメなところについて、早く気づいて直してほしい」と思いますが

子どもは、「どうせ僕(私)の気持ちをわかってくれない」と感じてしまいます。

 

そのために親に対して、敵意ともいえる内なる反抗を強めたり

逆にますます無気力になってしまいます。

 

子どもがたとえどんな状態になろうとも、

子どものやる気と自信を引き出す源はプラスのふれあいだけです。

いくら「しっかりしろ!」「頑張れ!」と言っても

子どもは「しっかり」も「頑張る」こともしません。

 

自己肯定感が高まり、心が安定しなくては、しっかり頑張ることもできないのです。

プラスのふれあいをたっぷり受けた子どもは、心の免疫力をつけますので

他の子どもとのトラブルなども回避しやすくなり、ダメージも受けにくくなりますよ。

 

 

 

お母さんの正論は、子供をダメにします

 

お母さんが子どもを怒る理由のほとんどは、正当な理由です。

ですが、正論は、時として子どもの心を傷つけます。

そう! 「正論を言わない」です。

「正論」は、文字どおり「「正しいこと」ですから、誰も悪いこととは思いません。

 

でもね、それを毎日毎日

「この先、自分が困るのよ」

「怒られないようにしなさい」

「気をつけなさい」

 

などとガミガミ口調で言うと、、、 ココロ貯金ダダ漏れです。

子どもは『なにも話さないのが得策』『どうせ誰もわかってくれない』

と思ってしまうでしょう・・・

 

子どもと話をするときは、子ども8割、親2割を意識してくださいね。

そして、子どもの話を聞くときは、聞き役に徹しましょう。

二週間ほどの期間、家庭内カウンセリングをするつもりで聞き役に

徹していくと、どんどん子どもの変化を感じられるようになります。

 

子どもがいままで言わなかった愚痴や不満、学校での出来事などを

話してくれるようになります。

 

私たちは自分のことが一番よくわかりません。

だから、つい「よかれ」と思ってわが子に言いすぎてしまうんですね。 

親子一緒の時間が長い時期はそれだけ親の影響力があるんです。

 

お母さんの聴き方次第で子どもは、どこまでも伸びますよ。

お母さんのチカラは、それほどすごいのです!

 

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【子育てママ必見】…

本格的な反抗期までにやるべきことは?

 

一般的な第二次反抗期は、中学生~高校生です。

中学生が、「前期第二次反抗期」としたら、高校生が「後期第二次反抗期」ってところです。

さて、反抗期になるとこんなことよくあります。

 

お母さん「もうすぐテストでしょ」

子ども「知らん」

お母さん「知らんじゃないでしょ」

子ども「だって知らんもん」

お母さん「先生なんか言うでしょ」 子「別に・・・」

お母さん「別にじゃわかんないでしょ」

子ども「うっせーな~」

 

これ、この時期の子どもによーくあるパターンです。

中学生になると今までニコニコとかわいい子どもだったのに、

「知らん星人」「別に星人」に変身します。

 

これは、ある意味お年頃。 高校生が終わるころには、無事羽化します。

みごとにきれいな蝶々になるまでしばらくお待ちください。

ここを通らないと蝶々にはなりません。

 

それでね、いきなり中学になってから反抗する子もいますけど、

徐々にその片鱗を見せるのが小学校高学年。 プチ反抗期、プレ反抗期ってところです。

 

まだこのころは、反抗期に片足を突っ込んでいるところ。

日替わり定食のように、大人っぽく文句を言ったり、

おこちゃま発言満載だったりその都度クルクルと変わります。

 

やっかいなのは、これがいつから反抗期になっているのかがわからないところ。

女子の初潮はスタートがわかりますが、メンタル反抗期はよくわかりません。

じわじわとやってくるので、その子どもの変化に気づかずに親子バトルが展開されます。

 

では、どう対応したらいいのでしょうか?

本来ね、わが子といえども一人の人間として尊重して接しないといけないのです。

親だから、何でも好きなことを言っても許されるものではないわけです。

 

子どももね、小さい時には、親に怒られることが怖いから、親の言うことを聞いています。

それが、10歳ころから、オトンもオカンもただの人だったと気づきます。

親の自己中心的なところ、相手に配慮なく言いたいことを言うところ、

このあたりをおかしい!!!とわかるようになり、それに反発をするわけです。

 

ということは、たとえ「知らん星人」「わからん星人」になったとしても、

「そうなん?」「そろそろテストかもよ」と気づかせる言い方をしましょう。

(子どもも本当は、テストがあると気づいています)

 

あとはね、目に見えたことを言葉にして承認するといいですね。

承認は、子どもが活動するエネルギー源になります。

 

子どもを認めるプラスのふれあいとは?

 

子どもを認める「プラスのふれあい」には

「条件つきのふれあい」と「無条件のふれあい」があります。

「条件つきのふれあい」とは、子どもをしつけるときに

「〇〇ができて偉いね」などど、偉いことへの条件を提示することです。

 

子どもをしつけるときには、「条件つきのふれあい」はとても有効ですが

そればかりだといけないのですよ。

理由は、子どもがほめられない状況が続いたときに

ずっとほめられなくなってしまうからです。

 

それとね、「条件つきのふれあい」ばかりだと、だれかに

ほめられることが目的となって行動しようと思ってしまいます。

 

大きくなると、幼いころと違って「できて当たり前」と思われることが

多くなり、どんどんほめられる回数が減っていきます。

ほめられることが減るばかりでは、心は不安定な状態になってしまいます。

 

一方、何かができなくても自分のことを無条件に認めてくれる「無条件のふれあい」

があると、子どもは少々のことでぶれることがない、自信がある子どもに育っていきます。

人間はうまくいくことも、いかないこともありますから、

どんな状態でも自分自身を認めることができたら、こんなに心強いことはありません!

 

【無条件のふれあい】

「そのままのあなたが好き」

「そこにいてくれてうれしい」

と、そのままの子どもを認めるふれあいです。

何ができても、何もできなくても認められるので、「ぶれない自信」のおおもとになります。

 

【条件つきのふれあい】

勉強したら「偉い子ね」、お手伝いをしたら「よい子ね」と言って、条件をつけることです。

教育やしつけでは、条件つきのふれあいをたくさん与えるとよいとされることもあります。

しかし、いつも条件つきのふれあいばかりでは、できないと認められないことにもなるので

「もっと頑張らないと自分は認められない」と常に感じてしまうことにもつながります。

そのため、本当の「ぶれない自信」が育ちにくくなります。

 

 

 

子育てバージョンアップ作戦

 

子育ての相談で私がお伝えすることは、

いかに子どもにお母さんの愛情を伝えていくのか ということです。

親御さんの言うことは、ほとんどの場合、正しいのです。

 

しかし、 「あなたは、いつも・・・」 「いい加減にしなさい・・・」

とガミガミ・クドクド・ネチネチと言われると 子どものココロ貯金は目減りします。

 

・・・というと、次にママから出てくる言葉は

「では、放っておくといいのですか?」 とたいてい言われます。

でもね、 そのまま放っておくとかなり確実に状況は悪化します。

 

放っておくのではなく、 子どもがやんちゃを言っていない

【普通】の時に 「目に見えたこと」を言葉に伝えていきます。

 

「今日は冷えたね」

「ご飯、食べ終わったね」

「よく寝たみたいだね」

「宿題、たくさんあるね」

「難しい漢字を習うのね」

「たくさん食べたね」

「たくさん遊んだね」

「手、洗ったのね」

 

簡単な言葉ですが、実は子どもをよく見ていないと言えません。

だから、 あなたに関心を寄せていますよ、ということを言葉で子どもに伝えてあげてくださいね。

 

 

 

 

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子どもに困難に立ち…

 

逃げてもいいんですよ

 

「困難に立ち向かわないと逃げていることになる」

この言葉を聴いてあなたはどんな感じがするでしょうか?

私は、ちょっとモヤモヤするんです。

「根性」や「努力」には限界があると思うのです。

 

たとえば、嫌いなサッカーをやめたがる子どもがいるとします。

サッカーは、好きではないのでちっとも熱心に練習をしようとしません。

デキルことならばサボりたいのが本音。

 

親としたら、

「サッカーを辞めさせると、この先もっと大変なことにも立ち向かえなくなるのでは?」

と心配に思うのね。 パワフルパパさんは、もっと露骨に

「サッカーを辞めたら、人じゃない」くらいに言うこともあります。

じゃあ、サボったり、辞めたりしたら、「逃げた」ことになるのか?ということ。

 

私は、基本的には「ハードルを越える」とか「逃げてはいけない」とは思っていないのね。

とかく日本人は、勤勉でまじめをヨシとする文化です。

だから一旦始めたものを、嫌いという理由であっさりと辞めるというのは

根性なしでダメなことと思う節ありです。

 

でね、この「乗り越える」とか「逃げてはいけない」という発想は

もっている人ともっていない人がいます。

もっている人は、自分が過去に言われた経験が多い人、その場合は

「逃げてはいけない」という価値観がガッチリ心にしみついています。

 

一方、もっていない人は、自分が過去に言われた経験が少ない人です。

つまり、自分の過去の経験が現在の思考回路に大きく影響しているわけです。

じゃあ、一旦始めたサッカーは辞めてはいけないのかということ。

私は、苦痛を感じながら続けることは必要ないと思っています。

 

「いえいえ、それでは根性は身につきませんよ」と言われるかもしれませんが。

じつは、心が安定した子、やる気がある子は、困難を乗り越えたらなれるわけではありません。

子どもに「大好き」をたくさん伝えるといいんです。 その気持ちは、「言葉」や「行動」で伝えます。

 

そしたらね、、、子どもに「根拠がない自信」が生まれます。

コレ極めて重要! 「根拠がない自信」があると、

「なんとかなるんじゃないか」「きっとうまくいく」という”成功思考”になるのね。

その真逆は、「どうせ無理」と思うこと。 この「前提」が大事です。

何事もうまくいくことが前提の人には、「どうせ無理」と思う人は勝てません。 

 

私は、逃げるのも恥ではないし、困難は乗り越えなくても、どっちでもいいことと思います。

それよりももっと大事はことは、親が子どものことを「大好き」と伝えること。

「つ・た・え・る」がキーワードですよ。

 

そこをしていくと、子どもの自己肯定感が高まるので、自然と子どもはやる気になります。

つまり、親は子どもをやる気がある子に育てたいわけで、

その「やる気継続ツール」としてサッカーを選択しています。

じゃあ、サッカーを継続できなくても、「自信がある子」に育つ方法がわかればOKですよね。

 

 

 

きょうだいゲンカが絶えません

 

あまりにもきょうだいゲンカが激しく勃発する場合は、

いくらお母さんが怒っても改善はされないのです・・・

 

それはね、きょうだいゲンカは

「お母さんからの愛情をもっともらいたい」

「もっとココロ貯金を貯めてほしい」

「下の子(上の子)はいいな」

という気持ちの裏返しであることが多いからです。

 

子どもの味方になって、話を聞く習慣を定着させたら

親子関係が改善され、結果的にきょうだいゲンカが少なるなることはよくあるんですよ。

 

お母さんからたくさんのココロ貯金を貯めてもらうと

子どもは自然ときょうだいにやさしくなります。

ココロ貯金がたくたん貯まると、自分以外の人にやさしさを、

おすそわけができるようになるんです。

 

ココロ貯金が貯まっていない状態では、いくら

「きょうだいは仲良くしなさい」と言われても

これ以上エネルギーを使うと貯金が赤字になってしまうので

出し惜しみをするようになります。

 

さらに

「お母さんに自分のことを見てほしい」

「関心を寄せてほしい」

と思うと、わざときょうだいを攻撃するようになります。

 

また、実際に子どもがケンカをしているときに

お母さんが「〇〇が悪い」と一人を責めてしまうと、悪いと言われた子どもは不満を感じます。

「最初に悪口を言ったほうが悪い」とか「先に手を出したほうが悪い」など

勝負の判断方法は、いろいろありますが、子どもはいつだって相手が悪いと思っています。

 

実際にはケンカ両成敗で、どちらにも悪いところがあるでしょうか・・・

自分のことは棚に上げて、相手の非を訴えるのがきょうだいゲンカです。

きょうだいゲンカの対応策には、次の三つがあります。

 

【ケンカの裁判官にならない】

お母さんが裁判官のように「〇〇が悪い」とケンカの勝負を決めると

その勝負に負けたこともに不満が残ります。

不満が残ってしまうと、すくに次のケンカをしかねません。

よほどの危険がない限り、どっちが悪いと言わず、ながめておきましょう。

そのほうが早くケンカは落ち着きますよ。

 

【落ち着いてから、それぞれの言い分を聞く】

どちらかが泣きついてきたら、もう一人の子に聞こえない声で

「あなたも大変ね」「ここが痛いのね。嫌だったのね」と気持ちを理解してあげましょう。

 

そして、ケンカをしかけた子には、あえて

「あなたが怒るのはよほどのことがあると思うけど、どうしたの?」

と言い分を聞いてあげましょう。それぞれの子をフォローしてあげてくださいね。

 

【あきらかに一人が悪いときは、その子にふだんからプラスのふれあいをする】

きょうだいゲンカで、あきらかに一人の子が悪いという場合、

いくらその子に「相手の気持ちを考えなさい」と言っても

自分のココロ貯金が焦げ付いているときには、ココロ貯金が満たされるまで

毎日同じことがくり返されるのです。

 

NG例

「お姉ちゃんは、下の子にやさしくしないとダメでしょう」

(上の子は「自分は損な役だな」としか思えない)

「なんで、妹をたたくの!」

(「なんで?」と言われると、責められたと感じるだけで反省に結びつかない)

 

 

 

思春期の子どもの勉強、どうする?

 

中学生・高校生をお持ちのお母さんがアタマを悩ませる原因のひとつに子どもの勉強があります。

子どもが小さい時には、お母さんのそばでやっていると結構 効率が上がったりしたものですが・・・

さすがにこの頃は自分の部屋に入って勉強する もしくは、それもしない!

むかっ というところでしょうか。

 

勉強だけが人生ではない! といいたいところですが 受験は待ってはくれません。

あと、3ヶ月すれば成績が伸びるのでは?? と思っても、受験日は待ってくれません。

お母さんやお父さんがおもいっきり優秀だったとしても ここは、塾をオススメします。        

 

お母さんができることとしては

1 わが子にあった塾の情報を集めること

2 塾への送り迎えをすること

3 必要であれば弁当をつくること  

 

こんなところです。 教えるのは塾の先生にまかせ

お母さんはそのサポート役をかってでるとよいでしょう。

お母さんが全面に出ると、子どもが思うように勉強しないとき・・・ 腹が立ちます!

 

あれこれと子どもに言ってしまいます! 癒しの場であるべき家庭が、訓練の場に変わってしまいます。

餅は、餅屋です。 勉強は、塾です。

言いにくいことまで全部母が担ってしまうと、親子関係が 難しくなってきます。 

 

 

 

 

 

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子どもが何事も面倒…

 
 
何事にも面倒くさがって、根気がありません

「子どもが何をするにも面倒くさいと言います・・・」

こんなお悩みをもっていませんか?

 

お母さんの口数が多いと、エネルギーいっぱいの

子どもは反発をするようになります。

逆に、おとなしい子はどんどん無気力になっていきます。

 

子どもの話を聞くことは、子どものやる気と自信を引き出すことになるので

お母さんが子どもより多く話をしてしまうと、子どもがお母さんの話の聞き役になってしまいます。

そして、ますますやる気と自信がもてない子どもになってしまうんです。

 

子どもと話をするときは、子ども8割、お母さん2割の割合で話すことを意識してくださいね。

お母さんは、いつも聞き役に徹します。

もっと話したいことがあったとしても

お母さんが話せば話すほど、子どもを無気力にさせてしまいます。

 

また、面倒くさがりの子は、親に話すことさえも

面倒くさいと思ってしまい、いくら親が話かけても

「別に」「どっちでもいい」と歯切れの悪い返事をします。

プレ思春期の子どもは、親に話してもどうせわかってくれない・・・

正論で言い返される・・・と思うと、親とのコミュニケーションを

回避するようになります。

 

そんなときは、YES・NOで答えられる質問をしていきましょう!

あれこれとお母さんが聞きたいことを聞くのではなく

子どもが話をしやすい質問を投げてみてくださいね。

 

OK会話例

お母さん「そろそろ学校のテストがある頃なの?」(日程がわかっていてもあえて質問する)

子ども 「来週からあるよ」

お母さん「そうなのね。今度のテストで、これを特に頑張ろうっていう教科は何かあるの?」

(「何」を使った質問をすると、責められた気持ちになりにくい)

子ども  「う~ん。英語かな」

お母さん「ふ~ん、英語ね。英語でも特に何を頑張りたいっていうのはあるの?」

(いままでテストのことを考えていなかったとしても、それを指摘せず「何」を使った質問をする)

子ども  「う~ん。単語かな」

お母さん「ほ~、いいね~。どうやったら単語が覚えられるの?」(過去の成功体験を聞く)

子ども    「僕は書かないと覚えられない」

お母さん「なるほどね、書くと覚えられるのね。テストは一問三点くらいだから、

三~四問解けたら十点は上がるよね」

(ただ「頑張りなさい」「点数を上げなさい」と言っても、具体的な行動には結びつかない)

子ども    「そうだね」(「それならできそう」と感じる)

お母さん「前回よりも、十点上がったとしたら、どんな気持ちだと思う?」

子ども     「『よっしゃ!』とうれしい気持ち」(成功がイメージできると意欲に結び付く)

お母さん「それはいいね。また様子を教えてね」

子ども    「いいよ」

 

NG会話例

お母さん「もうテスト一週間前でしょ。しっかりやらないと、また点数が下がるわよ。

    今度点数が下がったら、携帯電話は取り上げるからね」

子ども 「うるさいな」

お母さん「『うるさいな』はないでしょ。お母さんだって、

     あなたがちゃんと勉強していたら、そんなことは言わないわよ」

子ども 「・・・・・」(いつまでもテレビを見ている)

お母さん「わかってるの?」

子ども「はい、はい」(わかったふりをして自分の部屋に逃げ込む)

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

イヤなことをイヤだと言える子どもにする方法

 

お子さんが学校でイヤなことはイヤだと言える子どもにしたいと思いませんか?   

集団の前でも、しっかりと話ができたり

イヤなことをイヤといえるためには・・・・

家庭でママに、しっかりと話を聴いてもらい自信がある子どもにしておくことが大切です。

 

だって、「集団の前」や「イヤという」ことってかなり

普段の会話よりもハードルが高いのです。

その普段の会話ができていないとまず、次のステップには行きにくい。

いくらあなたが 「しっかりしなさい!」 「強くなりなさい!」

と 言ったとしても 子どもは「しっかり」も「強く」もなりません。

 

お母さんから「プラスのふれあい」をたくさんしてもらい

自信がある子どもにしておくと放っておいても、

友達や集団のとコミュニケーションが取れるようになりますよ。

・「ふ~ん」

・「へ~」

・「ほ~」

・「それで?」

 

この4つを繰り返して、ただただ聴きます。 アドバイスは、求められない限り必要ありません!

この4つで、子どもがもっているネガティブな感情を溶かしていくことができます!

心がスッキリすれば、多くの場合お子さんの行動がよくなっていきます。

子育ては急がばまわれ! お試しください。

 

 

 

子育ての「オセロの法則」

 

さて、今日はとっても大事なお話。

子どものほめるところがない時どうするか・・・です。

 

題して「オセロの法則」 お子さんの状態が100点満点の80点レベルだとしましょう。

そんな時は、80点分が目立ちますから、

あれも出来ている これも出来ていると ほめるこ とができます。

しかし、今20点だとしたら・・・ 出来ていない80点が目立ちますから

あれも出来ていない これもいい加減 になります。 これは、普通の感覚です。

 

なぜならば・・・何事も分量が多い方が目立つのです。 オセロも同じ。

黒が勝っている時は、 「わ~、黒ばっかり」 「真っ黒」 と感じます。

そこをあえて 「白あるよね~」 「2個もあるよね~」

「白ってきれいよね~」 「白好きだわ~」 と白のよさをみつけてつぶやいていくのです。

つまり、白色にフォーカスします。

 

人は、フォーカスしたところがさらに分量が増えていくのです。

白のよさをつぶやいていたらだんだん白色のコマの量が増えていくのですよ。

たとえばね、 「片づけ下手ね」と言えばいうほど片づけ下手になるんです。

 

「あら、片づけやる気あるね」 「自分で片付けてエライネ」 「片づけ天才だね」

と早目に声をかけることなんです。 先手必勝! 子どもが頓挫する前に言葉をかけていきます。

すると、じわじわ白色オセロのがごとく出来る分量が増えていきますよ。

 

 

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