●苦手なことはスモールステップ
苦手なことはスモールステップ
ママは、子どもの欠点・短所をみつけるのがとてもうまいのです。そのため、多くのママは、その欠点・短所を克服する事にエネルギーを注ぎます。
しかし、少子化の現代で、ママがそればかりを一生懸命にすることは危険です。嫌でも子どもは、自分の欠点・短所を意識し過ぎてしまい、さらに親子の関係まで悪化させる可能性があります。
そもそも欠点・短所というのは、努力をしてもなかなか成果が出にくいところがあります。そのため、ママが根気よく、スモールステップで取り組んでやっと少し変化が見えるかなということがよくあります。
そのスモールステップのコツは、一度に全部のことを完璧にできるようになるのではなく、ひとつずつ出来ることを増やしていきます。
例えば片づけだったら、
1,ママがあらかじめ、大きな片付け用の入れ物を準備する。
2,その入れ物に片づける物の絵を描いておく。
3,ママと一緒に片づけをする
→「きれいになって気持ちいいね」と言葉をかける
4,前半だけママが一緒に片づけをする、
後半は子どもが中心になって片づけをトライする
→残りが片づいたら大いにほめる
「わ~!!びっくりした!ママ途中までしか片づけてないのに・・・さすがだね。」
5,ママがそばで見ている間に一人で片付けをする
→「今日のママは何にもしていないよ。一人でお片づけができるってかっこいいな。小学生みたい。」と言葉をかける
6,外出前、食事の前など片付けタイムを決めて、だんだんと「時間だから片づけようね」と声をかけるだけで片付けられるようにする。
ただ単に「片付けなさい!」といくら怒鳴っても変わらないとしたら、本人にその必要感がなかったり、どこに何をしまうのかわからなかったりすることがよくあります。
実は、「片づけ」ほど人によって必要感が違うものはなく、どこまでやるか、いつやるか、などが全く決まっていません。子どもによっても自然に片づけるタイプの子どももいれば、いくら散らかっても平気というタイプの子どももいます。そのため、ママはイライラするけれど、子どもは散らかしたままでも平気ということがよくあります。
ちなみに「片づける」ということは、時間内に、出した物を所定の場所に戻す作業です。所定の場所が子どもでは手が届きにくかったり、手前に物が置いてあったり、入れ場所がわからなかったりした時には、子どもひとりでは片づけができません。自分の力で片づけるためには、その環境から整えていく必要があります。
「おもちゃ捨てちゃうよ!」って脅しても片づけは出来るようにはなりません。まずは、片づけの環境を整えて、後はママが根気よくつき合うという道のりがあってこそ、いつかはひとりで出来るようになるのです。




