●「失敗」を「いい経験」に変える質問力
●「失敗」を「いい経験」に変える質問力
「失敗」を「いい経験」に変える質問力
「失敗」のない人生はあり得ません。
大人から考えると
「もっと先にやっていればよかったのに・・・」
「いい加減に自分から行動してほしい」という気持ちも出てくることでしょう。
「失敗」をただの「失敗」に終わらせるのか、「いい経験」に変えるのかは、ママの言葉がけが大きく左右します。
子どもが「失敗」をした時に、「全くダメな子ね」と言葉をかけるとこれはただの「失敗」した経験にしかなりません。
でも、「失敗」は言葉がけ次第で「いい経験」(資源)に変身することができます。
いくらママが口うるさく言うよりも、失敗の経験があった方が、自分でも次から考えようと実感するものです。
「何に気をつけたら、次からうまくいくと思う?」
「次からどんなふうにやりたい?」
「この次、変えるとしたら何を変える?」
と質問を投げかけてみます。
多くの親は、我が子が「できるだけ、失敗がないように」、「子どもが困らないように」と心配が先に立ちます。
そのため、子どもがまだ何もしていないうちから、「早くやるのよ」「間違えないでね」と口うるさく言いたくなります。
でも、子どもにしてみたら、いくらママから忠告をされたとしても、自分が経験してみないと実感できないことがたくさんあります。
ママが常に、子どもが歩く道をケガがないように、きれいにしていては、自分で生きていく力は身に付きません。
そのためには、子どもが小さい間に、小さい「失敗」をする経験が必要です。ママとしては、子どもの失敗は見たくないでしょうが、100回ママが小言をいうよりは、1回「失敗」を経験した方が、子どもが自ら考えて行動できるようになります。
A君は、忘れ物が多い、幼稚園の年中組です。たまに持っていく持ち物については、うっかりと忘れてしまうことが多いのがママの悩みでした。ママは毎日子どもが困らないようにと「忘れ物はない?」と登園前に嵐のようにしゃべりかけていうのが日常でした。
そんなある日、これではいつまでたっても自分で用意が出来ないと感じたママは、コーチングの質問をしてみることにしました。
A君:「今日ね、幼稚園に空き箱を持っていく予定だったけれど、
忘れてたよ」
ママ:「そうか、空き箱を持っていくのを忘れたんだね」
A君:「お友達にもらったから何とかなったけれど・・・」
ママ:「じゃあ、次から何を気をつけたらいいと思う?」
A君:「う〜ん、明日の用意は幼稚園から帰ったら早めにする」
ママ:「ほ〜、それはいい考えだよね。他には?」
A君:「持ち物は、明日持っていく、カバンのすぐ横においてから外で遊ぶようにする」
ママ「それはいい考えだね」
子どもの考えが出てきたときには
「それで~?」と子どもの考えを深掘りします。




