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●「何回言ったらわかるの!」からの脱出

「何回言ったらわかるの!」からの脱出

「何回言ったらわかるの!」という言葉は、何回言ってもわからないやり方をママがしているということです。

「解決思考ブリーフセラピー」の3つのルールは

<ルール1>
もし、うまくいっているのなら、変えようとするな。

<ルール2>
もし、一度やってみて、うまくいったのなら、またそれをせよ。

<ルール3>
もし、うまく行っていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。

です。

あなたのやり方がいい悪いは、ちょっと横に置いて、何回やっても成果がでないときには、あっさり、そのやり方を変えた方がよいのです。その方が早く子どもの変化が現れます。

これは、ちょっとしたやり方を変えてうまく歯みがき習慣がついたMさんの例です。

S君は、夕食後に歯みがきをしないのが悩みの種でした。「ごちそうさま」を言うと、すぐに大好きなテレビの前に座ります。S君は一度テレビを見始めると、ママが「歯みがみしたの?」と言っても、「あとで・・・」とか、やっていないのに「もう、やった」と言うのです。

そこで、東のセッションで、うまく歯みがきが出来る時と出来ない時の違いは何かを思い出していただきました。

すると、Mさんは、S君が、一度テレビを見始めてしまうと、ママがいくら声をかけても耳に入らないという場面を思いだしました。

ということで、「ごちそうさま」とS君が言ったらすかさず、「歯みがき、先にやっておいで!」と声をかけることにしました。

その後、Mさんがタイミングよく声をかけたときには、ほぼ100%歯みがみができるようになりました。

大人だって、一度好きなテレビを見始めてしまうと、途中で他のことはしたくなくなります。子どもは、大人ほど歯みがきの必要感もないことでしょう。

Mさんは、ちょっとしたやり方を変えることで、イライラが激減しました。今までは、「何も言わなくても子どもは歯みがきをするものだ」と思っていたため、やらないS君にイライラしていたそうです。

なんでも根気や努力で取り組むのではなく、ごく自然にできるためのやり方を考えることを「構造化」といいます。「構造化」されたことは、無理なく自然に出来ていくので、子どもの習慣になる可能性が高いのです。

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