指示命令が多いと、子どもの自主性が育ちません
それでも、子どもが言うことを聞きません
「うちの子は、怒鳴らないと何もしないのです・・・どうしたらいいでしょうか?」
実際に、私が子育て相談を受けるときに、最初の段階でお母さん方がよく言われることです。
お母さんが、子どもへの指示・命令口調だけを使って、子育てをしてきて
子どもに自主性が育っていない場合には、お母さんの言い方を変えただけでは
なかなか子どもが動かないと感じることがあります。
過去十年以上にも「お母さんの指示・命令」→「子どもが従う」
というパターンで子育てをしていた場合は、お母さんがそのパターンの手綱をゆるめると
子どもは何をしたらいいのかわからなくなってしまい、行動が鈍くなります。
そうすると、さらにお母さんは「やっぱり私が言わないとダメだわ」
と、過去の子育てパターンをくり返してしまいます。
そんな子どもの変化が少ないと感じられるときほど、
根気よくプラスのふれあいを続けましょう!
子どもの変化は、右肩上がりではなく、横ばいをする時期があります。
そのときに「ダメだ、ダメだ」と言ってしまうと
子どもが認めてもらえないと感じ、ココロ貯金が目減りします。
すると結果的に、いまの状態が長引いてしまいます。
子どものよい変化が少ないときほど「いまのこの子は、これでよし!」
と心の中で認めていくと、どんな状況のときでも
確実にココロ貯金が貯まっていくので、子どもが早くよい状態になります。
子どもの状態が悪いときほど、親が子どもに何をするのかが大切ですよ。
「甘えさせる」と「甘やかす」は、違うんです
「甘えさせる」は、「プラスのかかわり」です。
話をよく聞いて、たくさん触れて、認めて・・・がプラスのかかわりです。
これは、子どもが欲しがるだけ与えていいのですよ。
これが欠乏すると、心が順調に育ちません。
でも、昔の親はもっと厳しかった・・・
昔は○○でよく叩かれた・・・ 納屋に入れられた・・・
って聞いたことがありませんか?
私の考えなのですが、昔は兄弟が多かったです。
あなたの親御さんの兄弟は何人ですか? 私のまわりでは、4人が多く、父方は7人です。
それだけ子どもが多ければ、親が厳しく子育てしても、
ひとり当たりの「怒られ率」が少ないはず。
何かやんちゃをしても、他の兄弟が先に怒られて、見逃されることもあったはず。
お母さんに怒られても、他の兄弟が声をかけてくれて、
気分転換になったことも考えられたかもしれません。
よほど、ひどく人格否定をするような子育てをしなければ
「ココロ貯金」のもれも少なかったと思います。
それを祖父母世代は、あまり気づいておりません。
そのパワフル子育てをひとりかふたりの子どもにやってしまうと・・・
かなりの確率で、子どもが怒られすぎになってしまいます。
たしかに厳しいだけの教育もあります。
でも、その裏には愛情を感じる場面がきっとあります。
厳しいだけで、豊かな心がある子どもになっているのを
私は未だかつて見たことがありませんよ。
言葉と言動でお母さんの愛情を伝えていかないと
「ココロ貯金」が目減りしていくばかりです。
思春期であっても、幼い子どもと同じように、
自分をほめて認めてほしいと思う気持ちになんら変わりはありません。
抱っこやおんぶはできませんが、まだまだできることはたくさんあります!
思春期・反抗期は、子どもが少々生意気な時期ですが、心を離さずに
プラスのふれあいをたくさんしてあげてくださいね。
今からでも遅すぎることはありません。
むしろ、気が付いた、今からでも「ココロ貯金」を貯める子育てに取り組んでほしいです。
子育ては、やることが間違っていなければ、必ずよい方向に向かいます!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
■手がかかると感じる
(激しく泣きわめく、不登校、発達障害など)
のお子さんが目に見えて変わる!お得な情報を優先的にお送りしています
YouTube動画を365日毎日お送りしています。
これだけでも子育ての頼りになると好評です!
まだご登録でない方はこの機会にぜひご登録くださいね。
LINE@はじめました。
≪頑張るママの「心の癒し」がでできると大好評!≫
子育て心理学協会から、
ココロ貯金を貯める子育てのコツ、
ママのメンタル安定法、
イベント情報などをお送りします。